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108.コメンテーターは”稼業”となった
- 2021/02/19(金) 21:05:00
私達は、普段から出来るだけ錯覚とか思い込み、
勝手な幻想や自己暗示に気付いて、
それらを排して、考え違いを自ら解き、
常に頭をクリアーでシビアなものにしておかなければいけないのだと思う。
このブログではそのために、
そうした意味での気づきがあった場合には速やかに、
出来るだけ素早く「気づき」を皆さんに披露して、
皆さんの検証に供していこうと考えています。
中には「そんな事、とっくに気づいてたよ!」なんて言われることも、
あるかも知れませんが、その場合にはどうか御容赦ください。<(_ _;)>
その意味で今回の話題は、
TVの「コメンテーター」というものの存在についてです。
コメンテーター本来の役割が、
いつの間にかひどくブレてきていると感じるので、
その事について話してみたいと思います。
コメンテーターとは本来、
有識者や専門家、経験者や実績のある人々。
あるいは、研究者や学者、、、などという、
一般の人々ではなかなか分からない内容や知りえない専門的な知識を披瀝していただき、
素人ではわからない深い知識や高い見地からの意見を聴かせていただく者達のはずなのだ。
しかし、現在はそれが、
「コメント稼業」あるいは、「コメント屋」と呼んだ方が似つかわしいくらいにポジション化していて、
ワイドショー番組のある種の装置の一部となっているのを感じるのだ。
局の意図的な世論の誘導をする上での追加・追認意見としての小道具として機能していて、
単なるにぎやかし風に見えてても、意外と視聴者の感想の候補例として並べられてるのを感じるのだ。
更には、専門家と言われるコメンテーターの識者・経験者・専門家達の口を使っても、
局側の制作意図として言いたいこと、持っていきたい方向性、醸し出したい雰囲気の醸成の道具に使う。
だから、
「探る」とか「学ぶ」とか「教わる」という番組のスタンスであるかのような体裁を取ってはいながら、
実際には「不安を煽る」とか「不満を感じさせる」とか「不信感を持たせる」いった流れになっているのだ。
お笑い芸人にとってみれば、芸に磨きをかけ続けて人気を維持し続けるよりは、
放送局に繋がりが持てて可愛がられ、
ただ椅子に座って言われたことを大人しくしゃべってる方がはるかに”おいしい”実入りだろう。
ろくに取材もできないジャーナリストやソースの無い新聞社の元論説委員達だって、
専門家面して局の意向に沿った解説モドキで与えられた時間お茶を濁して金が稼げれば、
寒空を飛び回って取材するよりはどれだけ楽に収入につながる”うまみ”となるだろう。
現在のTVのコメンテーターといわれる連中の姿は、
もうその役柄にしがみついて役割を職業として懸命に担ってる連中にしか見えない。
現在のレギュラーのコメンテーターの顔ぶれと言えば、
放送局の解説委員?
新聞社の論説委員?
放送局のただの社員?
野党に所属してた政治評論家?
政界に通じた政治アナリスト?
気の利いた女子アナ上り?
良心的な弁護士?
醜聞で辞職した議員?
能力無くて落選した議員?
無害な芸人・漫才師?
正直そうな落語家?
子役上りの半端者?
仕事無さそうなタレント?
仕事無さそうな女優?
どっかの評論家?
どっかの組織の専門家?
どっかの大学の教授?
もう、何が本物で、何がニセモノで、
誰が嘘つきで、どこが台本通りなのかは分からない。( ̄(エ) ̄;)
でも、言う事はなぜかいつも、
マスゴミ各社の論調と基本的にはほとんど同じに聞こえるという話なのです。
では次回もまた、よろしくお願いいたします。<(_ _)>
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